導入事例|予実管理クラウド DIGGLE

2022/10/06

株式会社CINC|権限を制御したクラウド管理で、大容量エクセルからの脱却とIPO後のセキュリティ強化を実現。社内連携もスムーズに。

導入の背景

  • 予実分析用のエクセルファイルが50メガ(MB)にもなり動作が重く、よりスムーズに分析を行いたかった。
  • 事業部が自分達で分析しやすいデータを、スムーズに共有できるようにしたかった。
  • 2021年に株式上場し、セキュリティ強化の重要性が増す中、会計情報に関しても情報管理体制を整えたかった。

「DIGGLE」選定の理由

  • 勘定科目よりも細かい粒度で深掘り分析ができる。
  • DIGGLE担当者からの迅速で的確な提案により、導入後のサポート体制にも安心できた。

導入による効果

  • 必要なデータが「DIGGLE」上に一元管理され、社内連携がスムーズになった。また、事業部が自分達で予実分析を行えるようになるなど、予実データを活用できる状態になった。
  • 会計実績の取込みや予実突合などの手作業が自動化され、大幅な工数削減が達成された。
  • 予実差異の発見や要因分析がスムーズに行えるようになった。
  • 導入によってファイルのやりとりがなくなり、クラウド上でアカウントを持つ人のみが情報を閲覧できるようになり、情報管理体制の強化に繋がった。

株式会社CINCは、ビッグデータの活用を強みとしたデジタルマーケティングのツール開発及びDXコンサルティングを展開するグロース市場上場企業です。

この記事では、予実管理クラウドサービス「DIGGLE」導入までの経緯や実際にどうご活用されているか、さらに今後のご期待について、同社 取締役で経営管理本部 本部長の雨越さん、経理責任者の小野田さん、経理で仕訳を担当する白山さんの三名にお伺いしました。

導入の背景

エクセルでの予実管理に限界を感じた

―― まず簡単に、ご所属と担当業務を教えてください。

雨越:経営管理本部は、人事・経理・総務・情報システムなどのメンバーが所属する部署で、私は全体を管掌しています。

小野田:私と白山はその中の経理財務グループに所属し、予実管理・分析、決算資料作成といった業務を担っています。

―― 「DIGGLE」導入前の予実管理における課題や、実現したかったことなど、予実管理ツールを検討された目的を教えてください。

雨越:以前はエクセルで予実管理を行っていたのですが、エクセルでの運用に限界を感じるポイントが二つありました。

一つ目は、ファイルが重すぎてなかなか動作しない点です。部門別、事業別など勘定科目よりも細かい粒度で予実分析ができるようにマクロを組んでいたため、容量が50メガにもなっていました。

二つ目は、共有設定が柔軟でなく、また事業部メンバーにとってはわかりづらいデータになっていた点です。経営管理本部で管理している元ファイルから各部に関連する部分をコピペで抜き出して共有していたため、手間もかかりますし、限られたデータになるので現場で分析まではなかなかできない状態でした。また、当社は2021年に株式上場しており、セキュリティ強化の重要性が増す中で、会計情報の扱いも懸念事項でした。

株式会社CINC 経営管理本部 白山氏(左)、雨越氏(中)、小野田氏(右)

選定理由

細かい粒度で深掘り分析できる機能と、安心のサポート体制が決め手

――当社の製品をご採用いただいた理由を教えてください。

雨越:最初はエクセルに代わる良いものがあれば検討してみようという温度感で、いくつかのサービスのお話を聞いてみました。その中で「DIGGLE」に決めた理由は主に二つです。

一つは、勘定科目よりも細かい粒度で深掘り分析ができることです。我々の事業や組織規模の性質上、予実に100万円単位でもズレがあると全社見込に大きく影響を与えるため、例えば10万円の経費もきっちり内容を見ています。そのため、エクセルでの予実管理で行っていたように、部門別、事業別など細かい粒度で予実分析ができる機能はマストでした。「DIGGLE」では勘定科目の内訳や取引先ごとの明細まで管理・分析でき、エクセルで運用していたことが、よりスムーズな状態で実現できると感じました。

二つ目は、「DIGGLE」の担当者が迅速で的確な提案をしてくれたことです。他社と比べて、質問をしてもその場ですぐ返答してくれたり、都度欲しい情報を的確に案内してくれたりと、導入後のサポート面でも安心できました。

活用効果

社内連携がスムーズになり、差異の発見や深掘り分析がしやすくなった

―― 「DIGGLE」導入後、事業部や経営層を含めた業務フローはどのように変化しましたか?

雨越:必要な情報が「DIGGLE」に一元管理されている状態になりました。経営陣での着地見込の共有は「『DIGGLE』を見てください」で終わるようになりました。また、事業部でも「DIGGLE」を見て自分達で予実分析を行えるようになるなど、情報を活用できる状態になりました。特に外注費など精度高く予実分析を実施したい事業部では、予実の比較で日々活用しています。

まだ導入したばかりなので、見込に関しては私が各事業部にヒアリングをして数値入力を行なっていますが、ゆくゆくは各事業部に担当者を決めて、各部で入力を行う体制をつくっていきたいと思っています。

―― 社内展開や体制づくりに関しても、引き続きサポートさせていただきます。現在時点で、導入により、どのような効果を感じていただけていますか?

雨越:「DIGGLE」でデータが一元管理されることにより、社内共有が圧倒的にしやすくなりました。以前はエクセルファイルによる共有でしたが、現在は「DIGGLE」のURLを送るだけでよくなり、大きく手間が解消されました。また、導入によってファイルのやりとりがなくなり、クラウド上でアカウントを持つ人のみが情報を閲覧できるようになり、情報管理観点でもプラスになっています。

小野田:以前は会計実績の取込みが手作業だったので、その入力作業だけでも相当な工数がかかっていましたが、「DIGGLE」だと取込み作業はCSVファイルをアップロードするだけで完了し、突合も自動化されました。また、勘定科目や取引先などの入力間違いもチェックしやすくなりました。

雨越:そうですね。エクセルだと気になる箇所を調べるためにはいくつものファイルを開いて見比べなければならず見にくい状態でしたが、「DIGGLE」だとひとつの画面で予算と実績が並べられて予実差異がある部分は分かりやすく表示されるため、パッと見て気になる箇所がすぐにわかるようになりました。また、その項目を明細までドリルダウンして見られるため、予実差異の要因までスムーズに深掘り分析できるようになりました。

今後の期待

エクセルとの連携強化に期待

――最後に、今後のご要望やご期待いただける点を教えてください。

雨越:エクセルと「DIGGLE」の連携*に期待しています。当社の経営管理本部メンバーは基本的にエクセルに慣れているので、「DIGGLE」のデータをエクセルに連携できたり、エクセルで計算した数字を「DIGGLE」に自動でアップロードできたりする機能があるとより便利になると思います。

また今回の導入にあたり大きく感じたのが、予実管理は全社が関わるものなので、システム導入にも現場の協力がとても重要だということです。今回は導入に合わせて予実分析の粒度の見直しも行ったため、検証や変更など柔軟に行う必要があったのですが、小野田・白山がフットワーク軽く対応してくれたことと、DIGGLEのカスタマーサクセス担当者による手厚い支援があったことで、当社にフィットする形で導入できました。

―― 引き続きフィードバックいただきながらプロダクトを進化させていければと思っています。本日はありがとうございました!

*2022年9月16日のアップデートにより、こちらのエクセル連携も「DIGGLE」内で対応ができるようになりました。

<株式会社CINC>

CINCは「マーケティングソリューションで日本を代表する会社を創る」をビジョンに掲げ、ビッグデータの活用を強みとしたデジタルマーケティングのツール開発及びDXコンサルティングを展開しています。


「DIGGLE」は、経営管理フローの最適化と経営情報の一元化により、業績の着地予測精度を向上させ、質の高い意思決定を支援する予実管理クラウドサービスです。予算策定・予実突合・見込管理・レポートといった、経営管理業務全体を「DIGGLE」上で一気通貫で行うことで、予実ギャップに対するアクションの早期化と経営層や事業部とのコミュニケーションの円滑化を実現します。

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